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[SeiroA] Saimin (Nouryokusha Yousei) Gakuen

[せいろA] 催眠(能力者養成)学園

Doujinshi
Posted:2023-08-02 15:09
Parent:None
Visible:Yes
Language:Japanese  
File Size:8.90 MiB
Length:9 pages
Favorited:109 times
Rating:
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Average: 2.96
parody:
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Posted on 02 August 2023, 15:09 by:   bulanduo    PM
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人物紹介 河森原茉莉花
もともとはアイドルとして都内の高校に通いながら活動を続けていたが主人公の「説得」により彩見高校に転校することになる。 現在はテレビなどの露出は多少減りつつあるがいまでもファンの人気は高い
みんなのリアクション

用語解説
彩見学園案内ポスター
彩見学園美術部鈴木謹製のポスター。一見すると普通の学校案内にしか見えないが実は人の精神に作用する複雑な文様がふんだんに散りばめられており条件に合う人物がそのポスターを見ると書かれている暗示が対象に強制的に埋め込まれる。
条件に合致しない人物が見た場合ポスターの存在自体を忘れてしまい、以後そのポスターについて興味を示さなくなる。

調査報告file

現在我が国に置いて「彩見学園」という名称は公立、私立、学習塾、またその略称としてもまったく
使用はされておらずそのような名称の学校の存在は確認できません。

しかし当局のエージェントが回収に成功したいくつかのアイテムには彩見学園と漢字で書かれた文字と校章らしき刻印が刻まれている事が確認されており、「彩見学園」製のアイテムの周囲への影響度、危険度を鑑みて現在その名称に該当する施設、組織名、個人名にいたるまで全力で捜索中です。

当局が回収に成功した彩見学園製と見られるアイテムはどれも強い精神操作、または精神汚染作用を持っており、その取り扱いの難しさからアイテムに対する研究、実験は難航しています。

回収作業については各地で情報収集を続け発見次第回収または破壊を随時行っておりますが先日彩見学園製とおもわれるスマートフォン向けアプリが発見されたこともあり今後このような回収困難なアイテムの出現を阻止するためにも一刻も早くそれらの生産地を特定し
大本からの対処が必要であると考えられます。

忠岡先生

事案報告

本日、午前10時32分頃、当局の外部団体の一つである■■コーポレーション本社受付にて彩見学園の教師と名乗る男が現れたとの報告が入りました。
当局は事態を受け即座に臨時の対策本部を設置、決定権を持つ人工知能「コクウゾウ」と上級委員4名を本局に招集
同時に近辺を哨戒中の特殊部隊α1を該当施設周辺に展開、いかなる事態にも対応できるよう準備を整えさせました。

また、今回の件は機密事項として処理され一般への情報漏洩を防ぐべく厳重な管理が徹底されることになり
未確定ではあるものの当該人物が「彩見学園」の教師を名乗っている事実を踏まえ、最大限の警戒をしつつ対象の目的、特異性を特定し
出来得る限りの情報を取得することを目的として今回の事案に対応していくことを各所に通達し了承させました。

以下 対応記録

■年■月■日、AM10:32
■■コーポレーション本社受付ロビー
――

「……いやぁ、ははは、突然お邪魔して申し訳ありません、ワタクシ私立彩見学園の学年顧問をしている忠岡と申しまして……
本日は学園と私の生徒たちのことでどうしても御社の社長様にお願いしたいことがございまして、はは……」

「はい、私立彩見学園の忠岡様でいらっしゃいますね。 まことに失礼ですがアポイントメントはお取りでしょうか?」

──情報収集分析用コンピュータ「コウモクテン」が指定単語「サイミガクエン」の発言を確認、担当エンジニアが確認したところ
緊急の案件と判断し本部に通達、情報収集を開始

「あぁ、ははは、いやぁ、ちょっとそういう約束はしていなくてですね すいません……、でもどうしてもあってお話を
聞いていただきたいというか」

「左様でございますか、大変申し訳ございませんが、お約束のない方のお取り次ぎはいたしかねます。お約束をしていただいた上でお越しくださいませ」

「えぇ!? そんなことを言われましても……。 こちらとしてもそれは困るといいますか…… そこをなんとかお願いできませんでしょうか?」

「……はぁ、そういわれましても、弊社の規則できまっておりまして……」

「そんな冷たいこと言わずに、ね? おねがいしますよぉ」

「そう、ですね……? どうやらずいぶんお困りのようですし、担当の者に連絡をするぐらいでしたら……」

「本当ですか、いやぁ助かります! あなたのような美しくてお優しい女性が受付で本当に良かった!」

「え? あの、えへへ、突然美しいだなんて言われても困ります……、それでは連絡しますので先生はそちらで少々お待ちくださいね」

──■■コーポレーション受付 七海小夜から担当秘書相沢に連絡を確認、相沢には返答を一時保留し、できるだけ時間を稼ぐようにと委員会から通達。なお職員七海小夜の言動からすでに対象から何らかの影響を受けている可能性があり、対象の能力特定に繋がる情報を得られる可能性を考慮し七海職員に対しては現状観察を続けることを決定しました。

■年■月■日、AM10:55

──臨時対策本部設置完了、同時に機動部隊α1から本部へ指定位置への配置が完了したとの報告、以降指示があるまで待機。

「……あのぉ? まだ時間かかるんですかね……? わたしとしてはかわいい小夜ちゃんのお顔を鑑賞できるからいいですけど、さすがにねぇ?」

「すいません、それがさっきからずっと保留されちゃってまして、せっかく先生がいらして下さったのにこんなに時間を取らせるなんて
全く信じられないですよ!」

「んーもう直接会いにいっちゃいましょうかねぇ? そっちのほうが手っ取り早そうです、小夜ちゃんもそう思いませんか?」

「そうですね! こんなところでいつまでも先生をお待たせするわけにも行きませんしそうしましょう! 私案内しますって、あ……やっと繋がったみたいです!」

「……はい受付の七海です、先程の件ですが、はい、……はい、え? 社長は外出中? いやいやそんなわけないですよ! 私ついさっき社長が出社してたの見てましたし、ここ以外に出口はないんですからまだ社内にいるに決まってるじゃないですか、え? 伝言? ……あの、いいですか相沢さん、先生は社長と直接会いたいとおっしゃっているんですっ、それなのにそんな嘘までついて先生に失礼だって思わないんですかっ!? ……あ、先生、電話を変わる? あ、はい! もちろんです! どうぞっ!」

「あ、お電話変わりました忠岡です、いやあなんだかご迷惑をかけちゃってるみたいですいません……、えぇえぇ、もちろん分かっておりますとも、はい、はぁ……、伝言なら承ると? うーん、困りましたねぇ私としてはぜひ社長様に直接あってお話したいと思っていまして…… そこをなんとかなりませんかねぇ……、え? 掛け合ってみる? 本当ですか? いやあ、あはは、それはありがたい! さすが大企業の秘書ともなると対応がちがいますなぁ! お声も美しいですしさぞかし美人な方なのでしょうねぇ! ぜひともお会いして直接お話してみたいものですなぁ! ははは! それではよろしくお願い致しますよ! はい、ではでは」

■年■月■日、AM11:02

──人工知能「コクウゾウ」によりα1部隊による対象の即時拘束が提起されました。 委員会の審議により2-3で否決。次案としてα1部隊のサポートによる■■コーポレーション社長の脱出作戦が提起され、4-1で可決されました。

また当初社長との面談を望んでいたことから対象の特異性は直接対話で発揮されるものと仮定されていましたが間接会話でも発揮される可能性が高いとの予測に変更されました。 また相手側の要求が依然として不明であることから最大限の警戒をしつつ情報の収集に務めるよう対応すするとともに、事態の急変に備え特殊部隊α2~4部隊までの応援を要請することに決定しました。

「……あ、もしもし忠岡です、相沢さんですか? どうです? 面会はできそうですかねぇ? は? 社長が部屋に鍵を締めて出て来ない? はぁ、それは困りましたね……、この辺で『委員会』の方々と直接コンタクトを取れるのは社長さんぐらいしかいないらしいですし、逃げられるとちょっとめんどくさいんですよねぇ……、あ、ドアを破れるかどうかやってみる? ほうほう、防災用のバールがある? それはいいですね! 私達も今から向かいますのでちょっとやってみてください、えぇ、それじゃあ社長室でお会いしましょう、ではでは」

──■■コーポレーション社長から緊急入電、『部屋のドアがなにか鈍器のようなもので叩かれている、至急対応を求む』との報告。
報告を受け「コクウゾウ」は救出作戦の撤回、展開している部隊による対象の即時制圧を再度提起、委員会の審議により1-4で否決されました。

■年■月■日、AM11:10

「先生先生、ここの突き当りを左に行って一番奥の部屋が社長室ですっ!」

「おや、そうですか。いやぁ小夜ちゃんのお陰で助かっちゃいましたよ、本当にありがとうございます」

「そんな……、えへへ、私も先生のお役に立てて嬉しいです! 私、先生のためなら何だってしますので気軽に何でも言ってくださいね!」

「あ、先生この先が社長室ですよ! ほら相沢さんがドアをバールでガンガンぶっ叩いてるのが見えます! おーい相沢さーんっ」

「はーっ、はーっ、……? あら七海さん……と、そちらの方はもしや忠岡様?」

「えぇえぇ、はじめまして私彩見学園で学年主任をしております忠岡と申します、では貴女が相沢さんですね? いやぁ実際にお会いしてみると想像以上の美しさでいらっしゃる、私驚いてしまいましたよ!」

「まぁ、そんな恥ずかしい……、それと先生、私のことは相沢ではなくどうか美結と呼んで下さい……」

「おぉ、美結さんですな! 貴女にピッタリの美しい響きの名前です! それで、どうです? ドアは壊せましたか?」

「それが、中々頑丈な作りをしてるみたいで余り進んでおりません、先生のご期待に添えず私なんとお詫びをすればいいか……うぅ……」

「ああ、そんな美結さんどうか泣かないでください! 貴女にそんな顔は似合いません! 私なら大丈夫ですから、ね?」

「うぅ……、忠岡様ありがとうございますっ! 私、私っ」

「ほら、よしよし、大丈夫ですよ美結さん、貴女は頑張ってくれました、ここまで壊していただけたのならもう平気です、あとは私にお任せください」

「すーっ、はーっ、よしと、おーい社長様~! いらっしゃいますか~? 聞こえていますかーっ 聞こえているのでしたらお願いですからドアをあけてくださーい!」

「……」

「……はー、はー、きっ、貴様は誰だっ!! ……何故こんなことをしているっ!」

「ああ、申し遅れました、私彩見学園の学園主任をさせていただいている忠岡と申します、本日は社長様にお願いがあって参りました、どうかお話を聞いていただけませんかーっ?」

「……」

「……」

「……入り給え」

──社長室の扉の開放を確認、高い確率で社長も忠岡の影響下にはいったものと見られると予測、緊急事態と判断し「コクウゾウ」によるビルの即時爆破が提案されました。 委員会の審議により1-4で否決、別の委員より対案として現状維持が提案され4-1で可決されました。

■年■月■日、AM11:25

「はい、忠岡様コーヒーです、お砂糖とミルクはいくつがお好みですか? あっ、熱いので私がフーフーして冷ましてあげますね、はい、どうぞ忠岡様」

「ああ、ありがとうございます美結さん、うん、さすがは良い豆を使っていらっしゃる。うちの学園の安物の豆とは大違いですよ、ははは」

「ほら、せんせぇ♪ お菓子もありますよっ、私が食べさせてあげますねっ! ほらあーん♪」

「おやおや、こちらのお菓子もとても美味しいですなぁ、ありがとうございます小夜ちゃん」

──委員会は社長救出作戦の中止を提案、4-1で可決されました。 α1部隊は速やかに撤退作業を開始

「……それで?……忠岡君といったかね、そろそろ私に会いに来た目的とやらを教えてもらえないだろうか?」

「ああ、そうでしたね、いやあすいません、ここは居心地がいいものですからついくつろいじゃいまして、ははは」

「……」

「いやなに、大したことではないんですよぉ、社長様から『委員会』に取り次いでいただいて学園側の要求を聞いてもらいたいなーなんて」

「……ふむ、取り次ぐのは構わないが、私が思うにあの委員会が君と対話をするとは到底思えないのだが?」

「いやいや、そうでもないとおもいますよぉ、というかここまで来た時点でもうほとんど目的は達成できているようなものですしねぇ」

「……というと?」

「えぇ、そうですねぇ、それじゃあ自分語りでお恥ずかしいのですが、少々私の『能力』のお話をしましょうか」

「私の能力は『対象の警戒心を下げ、好感度を上げる』というものでしてね、発動すると敵対している相手でも徐々に私を好意的な人物として認識するようになるって事なんです」

「正直私の能力は効果もそこまで強力ではないですし、効力が十分に発揮されるために時間もかかるという、正直余り使い勝手のいいものではないんですが……」

「発動条件がとてもゆるいのだけが唯一の取り柄でしてねぇ、ああ、すいません、それでその発動条件っていうのがですね? 「私の存在を認識する事」なんです」

「……ふむ? つまりどういうことだね?」

「えっとですねぇ、例えば社長はおそらく私のことは伝えられていませんでしたよね? なのでここでお話するまで効果が及んでいませんでしたが、委員会の人達は違いますよね?」

「ああ、たしかに訪問客が来ていることは知っていたが、それが誰なのかは伝えられていなかったな」

「これは私の推測なのですがおそらく私が学園の関係者であると名乗った時点で彼らの網に引っかかったんじゃないかと思うんです。私の能力は私を認識した時点で徐々に相手を侵食していきますから、あとは無害な人間を装いつつ振る舞うだけでいい」

「直接会話することで侵食のスピートは上げられますが、まあ今回の目的は時間稼ぎでしたので、まずは小夜ちゃんとお話しして彼女を影響下に置くことで相手に本当の発動条件を誤認させたっていうことなんです」

「そうだったんですねっ! 私、先生のお役に立ててたなんて嬉しいっ!」

「おおっと、小夜ちゃん急に抱きつかないでください!? ほらほら離れて、後でしっかりかまってあげますから、ね?」

「はぁい……」

「ええっと、どこまで話しましたっけ? ああ、委員会を騙したってとこまででしたっけ、あー、それでですねぇ、要するに私の目的は時間稼ぎでその目的はすでに達成されてるってことでして」

「なるほど、ということは?」

「はい、あとはこの社長室の専用通信機から委員会と連絡して、すでに私の能力に侵食されている委員の方々にこちらの要求を飲ませるだけってことです、どうです? 理解していただけましたか?」

「ああ、理解した、説明感謝する、それでは通信機のところまで案内するとしよう、こちらにきたまえ」

──社長室から委員会に入電 人工知能「コクウゾウ」が対話の拒否を提案しました。1-4で否決。相手側の要求を確認することが承認されました

──相手側の要求を確認、彩見学園に対するすべての調査資料を破棄、回収したアイテムについては返還、また今後彩見学園に対する妨害行為、および敵対行為の禁止、また次回から最低一人彩見学園の関係者を委員会の常任委員として選任すること、以上詳しい内容は後日文書としてまとめ契約手続きは本局で行うこと。

──相手側の要求は委員会により4-1で可決され、すべての要求は承認されました。

またこの報告書も学園側との正式な契約がなされ次第破棄されることになっており、複製、持ち出し等々は重大な規約違反として罰せられることになりますのでご注意ください。

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